「真珠夫人9」


人使いが荒いのはクッキーだけではなかった。
クッキーの養母クッキーママも負けずにエロガッパやたみこをこき使った。
エロガッパが残した使えない社員の再教育やホームの経営で忙し
くいくら時間があっても足りなかったのだ。

「くぉらぁクーパパ!そんなとこで素振りすんな!
せっかくきれいに生え揃った芝が傷むやろ!!
たくもうちょっと帰ってきたと思ったらろくなことせえへん・・・(ぶつぶつ)」
鬼と化したクッキーママ



クッキーは大人しく家庭にいるより外で働くほうが向いているようだった。
元夫のエロガッパは人を使うより使われるほうが向いていた。
その上司が愛するクッキーちゃんであればなおさら燃えるエロガッパである。
「もっともっと命令していたぶって、こき使ってエロエロ〜〜!!!」
クッキーに踏みつけにされ働かされ頭から汗を流しっぱなしでも
もしかすると誰よりも幸せになれたのはこのエロガッパかも知れない。

やがててんてんとたみこの間に女の赤ちゃんが生まれ
育ての親ののんのんから一字を取って「のてこちゃん」と名づけられた。
のてこちゃんとそれぞれつながりを持つクッキー・エロガッパ・のんのん達は
心をひとつにして働きケロケロホームを立派にしていった。
(クーパパの賞金がすべてクーママに没収されたのは言うまでもない。)
「早く大きくなって
一緒に草むしりしようね♪」

しかしのちにのてこちゃんは女優に。


数年後。
クッキーの半生のドラマ化の話が持ち上がり、のんのんが脚本を手がけた。
ヒロインには「涙の女王」と呼ばれる美しい女優が抜擢され
毎回ラストにヒロインが真珠のように美しい涙を流すという設定からタイトルは「真珠夫人」に決まり
それに合わせてクッキーとてんてんが実際につけていたおそろいのハートのペンダントも
真珠の首飾りに変更された。

面立ちが似ていることからクッキーの子供時代をのてこちゃんが演じ
エロガッパ役は何故か往年の2枚目俳優が演じることになって「本家」エロガッパを狂喜乱舞させた。
「いつか自分にオファーが来たときのために」と美容・痩身・頭の皿磨きに精を出しているが
「あまり成果があがっていない」(嫁のたみこ談)ようである。

安産体型のたみこはその後てんてんの子供をたくさん産み
クッキーはおおぜいの孫に囲まながら幸せな老後を過ごしたのだった。


完。




   お嫁入りサクラちゃん
たみこちゃんありがとう。
ブーケをもらったお陰で私も結婚できました。
相手の人は一般人なので公表はできませんが
幼なじみのソラジロウさん(仮名)です。
これからもずっと友達でいてね。


    宣伝活動てんこちゃん
番外編「お花見キャバ物語」も見てね!!