「真珠夫人3」
かっぱっぱ商事の TVCM |
いっぽうこちらは大阪。クッキーの夫の自宅。 クッキーが必死になって我が子を探している頃 夫もまた躍起になってクッキーの行方を探していた。 「かっぱっぱ商事」の社長である夫は、半年前キュウリ相場で大儲けしたこともあって ますます鼻息が荒くなっている。 「息子を探し出せばクッキーちゃんは必ずここに戻ってくる。 愛するクッキーちゃんはどこどこどこ〜っ!!!?」 社長は社員達に捜索を命じた。 |
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ところがかっぱっぱ商事はへっぽこ社員ぞろいだったので 「社長に似ている」「首飾りをしている」という理由だけで ろくに調べもせずに片っ端からいろんな子供達を集めてしまった。 |
確かに似てるけど 年齢性別バラバラだし・・ |
これはちょっと 違うし・・・ |
キャバじゃなくて パピだし・・・ |
犬じゃなくて ネコだし・・・ |
ぬいぐるみだし・・・ | ||||
「エロッパ エロッパ〜♪」 |
「可愛がってケロ ここに置いてケロ!」 |
「パパ・・・なの?」 | 「あにゃん?」 | 「・・・・・・」 |
多くのチビッコ達が集まった社長宅では夜な夜な「エロエロケロケロ・・・」という泣き声がすると近所の人達は噂し、人々はいつしかここを「エロエロ屋敷」と呼ぶようになった。 エロエロ屋敷では子供達の世話をしてもらうため、保母の資格を持ち保育経験が豊富なチャッピィという女性を雇う事にした。 これがのちに予想外の結果を生むことに。。。。 |
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ようやく主のmunmun氏登場。 「おどかしてごめんなさい。この子達、ちょっと変わってるから・・・ そのせいでサーカスに売られそうになったの。 この家に越してきた時サーカス団の人達にバスケットに入れられてさらわれそうになったところを たまたま通りかかったhanaちゃん一家に助けてもらったの。」 |
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当日の様子(再現フィルム) |
「あ、バスケットの中に おいしそうなカニカマ♪」 |
ミュウミュウ&リンリン 「大変だわ。 助けなくちゃ!」 |
「入っちゃダメ!! そこに入ると2度とおうちに 戻れなくなるよ!!」 |
「あたしが達ネコに なりすまして 時間を稼ぐから そのスキに逃げて!」 |
「今よっ。 早く!!」 |
このときのお礼にmunmun氏がミュウミュウちゃんにプレゼントしたものと同じ首飾りを見せてもらうクッキー。よく似てはいるがクッキー親子のものとは素材が違っていた。がっくりと肩を落とすクッキー。 しかしmunmun氏は言った。 「これは私が作ったものです。今このタイプは人気があって注文が多いんですよ。 今人気のアイドルがいつもこんなハートの首飾りをつけてるとかで えーと確か名前が・・・てん・・・」 クッキーの顔色がサッと変わった。 「て・・・てんてん・・・・・!?」 |
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<次回予告>
クッキーは遂に息子「てんてん」の手がかりをつかんだのか・・・? 次回「我が子はアイドル・・・?」をお楽しみに♪ |
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