避妊手術も無事終わり、外出自由になった花ちゃんは

毎日楽しそうに走り回っていました。しかし・・・

それからひと月もたたぬうちに花子は交通事故で帰らぬ猫に。

ママの悲しみは深く、ショックで顎関節症を患い食事も不自由な状態に。

しかし「もう猫は飼わない」なんて決して言わないのがママのしぶといところ。

「猫のいない生活なんて考えられない。この世に不幸な猫はいっぱいいる。
そのうちの１匹でも私が助けなければ！」

頼まれもしないのに正義感に燃えたママはまたもや猫探しを始めたのでした。

ある時「知人宅で生まれた子猫が売れ残ってもうこれ以上

飼えないから川に流して捨てるつもりらしい」という話を聞き

「私にちょーだい！！」と即座に養子縁組が決定。

顔も見ずに決めて、やって来たのがこのニャンコ。

（後ろに見えるボロボロのふすまは花子の仕業です。）

花子は器量良しで美人薄命だったけど

この顔なら長生きできるかもしれない・・・

この寝顔を見てママは心に希望の灯がともったのだそうな。

新ちゃんは埼玉県川越市生まれ。（イモが好き。）

時代劇の若侍か歌舞伎役者のようなこの名前

実は「浮浪雲」というマンガの主人公の子供の名から命名。

（ちなみにもう一人の子供の名前は「花」。）

子猫の頃から鳴かないじゃれない動かない。

外に出てもすぐ帰ってくる。めったに走らない。

鳴かない代わりに表情が豊かで顔だけでかなり笑える。

女性に興味がないらしく恋のシーズンに女の子が来ても無反応。

子猫好きでどこからか子猫を連れてきてはゴハンをあげたり

トイレ後の砂かけを手伝ったりと面倒見の良さを発揮。